法学部の学生時代から、日記・エッセイ・小説等を書いているブログです。
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今年もあと半月/DAOKOに夢中

秋以降、まともにブログ記事を書けないでいるままに、今年も残すところあと半月になってしまった。最近考えたことなどを簡単に書き連ねてみたい。

今年の漢字

今年の漢字は「北」であったが、私としては「軽」や「浅」がいいかなと考えていた。国内も世界も原理原則が軽んじられ、深慮なく軽々に動いて行っているような印象を受ける出来事が多かった。国際関係がTwitterで振り回されるようになるとは思っていなかった。2000年代に言われていた「事後救済型社会」が意図しない形でやってきたといえるかもしれないが、救済を勝ち取るまでには大きな悲嘆や苦悩を経て多くの労力を伴うものであり、少しの思慮や慎重さ、人権論への理解があれば避けられたような事態は少なくなっていったらいいなと思う。

ネガティブなことを書いてしまったが、他方で、私個人の一年を一字で表すとしたら「定」がいいかなと思う。 公私とも総体的に充実していた一年であり、特にパートナシップ関係が安定し、思春期からの情緒不安定なところがずいぶんとなくなった。仕事面でも、一時辛い状況になっても、これまでの経験から抜け出す方法や見通しを立て、淡々と進められるようになってきたように思う。来年も更に成長を感じられるように努めていきたい。

 

絶望に浸るのも大事

仕事や勉強で追い込まれているとき、一刻も早く仕上げないといけないのに、なかなか集中できない状況になることがあるだろう。こういうとき、「頑張れ」と何度も言い聞かせても、何か別のことに逃避しても、うまくいかない。逆に15分くらいその状況下での絶望的な気分に浸ると、その後すっと考えが整理されて一気に仕上げに向かうという経験を何度かした。特に書き出して問題を整理するとか、戦略的に前向きになるようにするというわけではなく、ただ頭を抱えて、あぁ絶望的だ、どうするんだよああーっ、とする。推測するに、自分を偽るのに思考力とエネルギーを使って集中が削がれてしまうのではないか。絶望的な客観的な状況を直視した結果、その対処に思考力とエネルギーがきちんと注がれて解決に向かう。

話が戻ってしまうが、 先述した昨今の「軽い」出来事は、衰退や困難を抱える自分(その共同体)を偽るところから出てきているものも多いのではないか。弱みを外に見せるわけにいかない状況も多いかもしれないが、少なくとも自分の中では現状を直視することが重要だろう。

 

宇宙の始まりと終わり 

通勤時、仕事や生活とは関係ない本も読む。以前は植物や昆虫の生態関係に特に惹かれていたが、ふと、 宇宙の始まりのその前はどう考えればいいのかという思いに駆られ、書店で見繕ってみると、次の本が非常にわかりやすく、一気に読んでしまった。

私は幼少から学生時代は宇宙やSFにはほとんど興味を抱かなかった。人間、ひいては自分の存在の小ささを思い知って怖いという感覚があった。最近は思春期のような自意識もなくなり、純粋な興味が生まれ、淡々と読み進めることができるようになった。地球で生存できなくなるのが今から15億年後くらいということで、地球誕生から現在までの時間より短く、意外と近いなあと感じた。ビッグバン前の「マザーユニバース」の状態は未解明の部分が多いということであるが、エネルギーに満ちた状態とされ、そのエネルギーは何なのか、どこから来たのか、膨張する宇宙の外側はあるのか、などなど更なる疑問は尽きない。

 

DAOKOに夢中


DAOKO 『水星』 Music Video[HD]

人の歌声には、単純な歌の上手い下手を超えた、何とも言えないニュアンスがあり、心惹かれてやまない。学生時代には、globeのKEIKOの心の奥底からの叫びを感じさせる歌声、My Little Loverの大人びた面にか弱さが垣間みえる歌声、the brilliant greenのけだるさとクールさが同居した歌声、中島美嘉の今にも折れそうな絞り出すような歌声が特に好きであった。最近は音楽に接する時間も少なくなってきたが、夢中なのはDAOKOという歌手である。15歳時ニコニコ動画の歌い手から、若干18歳でメジャーデビュー、今年は映画の主題歌にもなった「打上花火」がヒットした。

DAOKOを知ったのは、学生時代から好きなm-floのアルバムに「IRONY」という曲が収録されており、そこでの歌声に痺れて何度もリピートして聴いていた。そして検索してみると「打上花火」も歌っていたと知り、YouTubeでも公式で多くの曲が公開されていたので色々と聴き、メジャー1stアルバムも購入した。

先述したように宇宙の本を読んでいたところだったからか、DAOKOの歌声は吐息交じりで、宇宙空間を漂うような揺らぎを感じさせられ、唯一無二の魅力がある。最近の曲は「BANG!」「ShibuyaK」「もしも僕らがGAMEの主役で」などキュートさも織り交ぜられ、幅が広がっている。ブルーを基調としたスタイルも素晴らしい。ニューアルバムがちょうど来週発売であり、さっそく予約して楽しみにしている。

THANK YOU BLUE (初回限定盤)(CD+DVD)

THANK YOU BLUE (初回限定盤)(CD+DVD)

 

CDを発売直後に購入すること自体久しぶりで(おそらくMr.Childrenのan imitation blood orange以来)、ここまで好きになるアーティストに出会えてよかったと感じている。

 

おわりに

年内にまた更新できるかはわからないところ。今年最後のエントリとなることも想定して、御挨拶を。ブログへのご訪問ありがとうございます。来年も引き続きよろしくお願いいたします。皆様よいお年を。