ドラクエの映画を観に行ってきた

テレビCMで流れていて興味を持っていたこの映画。公開初日の金曜日の夜、仕事とレイトショーの時間がうまく合ったので、さっそく観に行ってきた。

dq-movie.com

感想を簡単に挙げると、次のようになる。

  1. ドラクエ5のストーリーを映画用にリメイクした内容
  2. 圧巻のグラフィック、バトルシーン
  3. ネタバレ禁止要素は賛否両論あると思うが大筋に影響なし
  4. 私のストーリーだったら、グランバニア軍隊を組織したい

テレビCMではドラクエ5の主人公やフローラらしきキャラクターが出ていたので、ドラクエ5は出てくるのだろうとは思っていたが、他作品の要素も入ったものかもしれないと思っていた。観てみると、ドラクエ5のストーリーを映画用にリメイクした内容であった。

思えば、スーファミドラクエ5は私が初めてやったテレビゲームである。「封印の洞窟」をなかなかクリアできなかったため、世界各地に修行の旅に出てレベル55くらいまで上げ、その後一気にクリアまで突き進んだ思い出がある。仲間モンスターは、スライムナイトはもちろん、イエティ、ゴーレム、メッサーラなどを主力として使っていた。ビアンカとフローラについて、私は最初のプレイでは何となくビアンカを選んだが、その後はフローラも全然ありといった感覚だった。だが今になり、今回の映画の感じであれば、断然ビアンカである。

この映画では、美麗なグラフィックでドラクエの世界観が再現され、バトルの躍動感も圧巻であった。これだけでも十分に楽しめ、また観に行きたいくらいである。ニンテンドーDSスマホなどグラフィック面での向上が見込めない流れになってしまっているが、今回の映画に近いグラフィックでゲームのリメイク版が出たら嬉しい。

ラストバトルで、ドラクエ5のストーリーとは少し外れたネタバレ禁止要素があった。賛否両論あると思うが、これでオチが付くわけではなく普通に本筋に戻ってくるし、思い返すと伏線がいくつか散りばめられていたこともあって、あまり全体に影響はないんじゃないかと思う。むしろ気になったのは、主人公が石像になる直前までサンチョは一緒にいたので、主人公の居場所と状態は戻ればすぐに把握でき、あそこに何年も放置しなくてよかったんじゃないかということだ。

ユア・ストーリーということで、私がドラクエ5の世界観とストーリーで少し希望を反映することができるとしたら、数年くらいグランバニア王としての生活を行い、軍隊を組織したりして、大神殿のバトルにおいて、ヘンリー率いるラインハットとの連合軍で協力し合って攻め込むという展開ができたらいいなと思う。